井戸側
いどがわ
名詞
標準
well curb
文例 · 用例
普通の井戸とは違いますから、井戸側が低く出来ている。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
藤吉は逃げ廻るはずみに井戸端で足をすべらせて、井戸側へよろけかかったかと思うと、さかさまに転げ込んでしまった。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
その井戸側について左へ曲がると、また鉤の手に幾軒かの長屋がつづいていた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
子供達は井戸替え連中の帰るのを見すまし、まだ泥土でねばねばしている流し場を草履で踏み乍ら、井戸替えの済んだばかりの井戸側のまわりに集ってなかを覗く。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
子供達は井戸替へ連中の帰るのを見すまし、まだ泥土でねば/\してゐる流し場を草履で踏み乍ら、井戸替への済んだばかりの井戸側のまはりに集つてなかを覗く。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
」と、脱いだ上衣を、井戸側へ突込むほど引掛けたと思うと、お妙がものを云う間も無かった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
源助、それ、近々に学校で――やがて暑さにはなるし――余り青苔が生えて、石垣も崩れたというので、井戸側を取替えるに、石の大輪が門の内にあったのを、小児だちが悪戯に庭へ転がし出したのがある。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
(やあい、井戸側が風で飛ばい。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4