心が躍る
こころがおどる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to be thrilled
文例 · 用例
その間も今日の企てのことを思われると、心が躍るようで、一睡もなされなんだそうでござる」 玄白は、良沢の執心が自分以上に激しいことを知ると、どんな点でも良沢には及ばないといったような、寂しさを感ぜずにはおられなかった。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
もうこの元慶禅師のお作のこの観音は私の所有に帰したのだと思うと、心が躍るようでした。
— 私の守り本尊のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
「妾は馬に乗つて駈ける夢は、今でも見て、風になる程心が躍る……あれは妾にとつて一種の秘密な快楽だつたから……」 私が極力止めるのも諾かずに冬子は、馬小屋に忍び込んで「お父さんに見つかると叱られるんだが、妾は夕方如何してもこれに乗つて遊んで来ないと夜眠れないのよ。
— 牧野信一 『鱗雲』 青空文庫
しかしすぐによかつた、よかつたといふ、喜びとも安心とも云へる氣持に心が躍るやうだつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
財産家だという室の家を相続する日を考えるだけでも、お今の不安な心が躍るようであった。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
おれもその船を見た時には、さすがに心が躍るような気がした。
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
仕事は大きい油断してはならぬ」 いつもは沈着の殿ではあったが、今夜やるずば抜けた荒料理、そのことを思えば心が躍る、とそういったように声に顫えと熱気と、殺気とをこめていた。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
聞くからに心が躍る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
新学期が始まるのを前に、新しい文房具を揃えるのは心が躍るものだ。
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窓の外に広がる一面の銀世界を見て、思わず心が躍った。
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待ちに待った海外旅行の出発当日、空港へ向かう足取りは心が躍る。
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