家奴
かど
名詞
標準
文例 · 用例
ナイルの氾濫と炎熱の中で沙漠に取り巻かれた峡谷に生きるには、数百万の人々はただ一人の帝王の意志に従わねば生きられない巨大なる国家奴隷の集団として屈服せしめられたのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
若両家奴婢所生子、配其母。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
彼れ毛利氏は、従順なる幕府の家奴にあらず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
」 さすが剛愎の武家奴も、御方の腕の冴えや落着きように、先刻からすくなからず舌を巻いていたところへ、この無気味な暗示を投げられたので、何とは知らず恟ッとしたらしかった。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫