非常警戒
ひじょうけいかい
名詞
標準
full alert
文例 · 用例
しかし、その兇徒の人相風采は目撃者の説明によって詳細判明しておりますから遅くも明夜までには逮捕される見込みで目下東京市中は非常警戒網が張られているところであります。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定(例)ふのりは使わず、------------------------------------------------------- 非常警戒 凍りつくような空っ風が、鋪道の上をひゅーんというような唸り声をあげて滑ってゆく。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
丁度そのころ、築地本願寺裏から明石町にかけて、厳重な非常警戒網が布かれた。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
この建物から夜のあいだに出はいりすれば、かならず電波探知機で、非常警戒のベルが鳴るはずなのに、機械は故障でも起こったのか」「いいえ、機械にも何も異状はありませんし、見張りの機械人間も、だれの姿も見うけなかったと申しております。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
それは白人帝国が、ひそかに抱合兵団をもって、わが国攻略を狙っているという情報が入ったため非常警戒となり、遂に通信|厳禁となった由である。
— ――金博士シリーズ・4―― 『今昔ばなし抱合兵団』 青空文庫
彼は既に非常警戒の網が敷かれたことも、舞台の上から見てとった。
— 海野十三 『恐怖の口笛』 青空文庫
蠅男|包囲陣 帆村は天王寺公園のところで、夜の非常警戒線にひっかかった。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
ところが公園の近くまで来ると、非常警戒線だという騒ぎである。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫