険
けん
名詞形容動詞頻度ランク #36766 · 青空 277 例
標準
steepness
文例 · 用例
その危険な兆候が、五十|歳を越えてからしばしば現われて来た。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
山田勇吉君という人は、そのころ丸の内の或る保険会社に勤めていたようである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
特に深く交際のない人には、一層発作が出易く危険なので、自然こちらから交際を避け、つとめて会わないようにして来たのである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
主人はもう五十を越した、人の好さそうな男であるが、主婦はこれも五十近所で、皮膚の蒼黄色い何処となく険のあるいやな顔だと始め見た時から思った。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
探険家シャックルトンがベルリンへ来たときペンクの私邸に招かれ、その時自分も御相伴に呼ばれて行った。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
その席でペンクは、本日某無名氏よりシャックルトン氏の探険費として何万マルクとかの寄附があったと吹聴した。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
それから、冒険というものに対する本能的な興味の最初の小さな焔に点火してくれたとも考えられる。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
そういう、鳥にとってはおそらく生れて以来かつて経験した事のない異常な官能行使の要求に応じるに忙しくて、身に迫る危険を自覚し、そうして逃走の第一歩を踏出すだけの余裕もきっかけもないのであろう。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
作例 · 標準
この道の険は、経験豊富なドライバーでなければ乗り越えられない。
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山の険を越えるのに、一日がかりだった。
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人生には、多くの険が待ち受けている。
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標準
harsh (look)
作例 · 標準
彼の顔には、常に険が宿っているようだった。
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「何を怒っているの?」と聞くと、彼は険な顔で睨み返した。
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その事件以来、彼の表情には険な色が見えるようになった。
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