まじき
まじき
補助形容詞形容詞-語幹頻度ランク #35944 · 青空 0 例
標準
should not be
文例 · 用例
例へば芭蕉の句で「物言へば脣寒し秋の風」蕪村の句で「負けまじき角力を寝物語かな」の類。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
曾てこの河に漁どりすべくいとむつまじき二人のうなゐありき、されどその事たえたる今にして蓼の香さむきあしたには寒水のほとりうら悲しき笛の音をきくものありと云ふは何ぞや。
— 萩原朔太郎 『斷調』 青空文庫
宙外の「血桜」二、三頁読みかくれば船底にすさまじき物音して船体にわかに傾けり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
四 富士浅間神社 浅間神社の後からならでは、出すまじき馬を、番頭が気を利かして、宿まで馬士にひかせて来てくれたが、私はやはり、参詣を済ませてから乗りたいため、馬を社後まで戻させ、手軽なリュックサックを提げて町を歩きだした。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
見る目は人の咎にして、有るまじき事と思ひながらも、立ちし浮名の消ゆる時なくば、可惜白玉の瑕に成りて、其身一生の不幸のみか、あれ見よ伯母そだてにて投げやりなれば、薄井の娘が不品行さ、両親あれば彼の様にも成らじ物と、云ひたきは人の口ぞかし、思ふも涙は其方が母、臨終の枕に我れを拝がみて。
— 樋口一葉 『雪の日』 青空文庫
金を貰って学位を売るのはよくないであろうが、これより幾層倍悪い事があるまじき処に行われている世の中である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
山海万里のうちに異風なる生類の有まじき事に非ず」と云ったとしてある。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
父の一昨年うせたる時も、母の去年うせたる時も、心からの介抱に夜るも帯を解き給はず、咳き入るとては背を撫で、寐がへるとては抱起しつ、三月にあまる看病を人手にかけじと思し召の嬉しさ、それのみにても我れは生涯大事にかけねばなるまじき人に、不足らしき素振のありしか。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
作例 · 標準
秘密は、他言すまじきものと心得るべし。
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かかる場所で騒ぐは、人としてあるまじき行為だ。
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彼の犯した罪は、決して許されまじきものであった。
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