騒壇
さわぎだん
名詞
標準
文例 · 用例
何が世の騒壇であろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
要するに茶山の知らむと欲するは騒壇の消息であつて、遺憾なくこれを茶山に報ずることを得るものは、蘭軒を除いては其人を得難かつたのであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
江戸の騒壇は暫く顧みずにゐると、人をして隔世の想をなさしめる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」「まだ百花爛灼たる騒壇に遇はずして先づ住みなれし故郷を辞せんとはすなり。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
余騒壇ニ相逢フゴトニ隠トシテ一敵国ノ如シ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
唯南園上人は西ノ久保光明寺の雲室、王子金輪寺の混外についで天保以降|汎く騒壇に知られた詩僧であることを言うに止めて置く。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
イハンヤワガ江戸ノ大ナルヤ、文章ノ淵藪ニシテ、牛耳ヲ執リ盟主トナル者騒壇ニ角立スルヲヤ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
サレルノ騷壇の光は今既に滅せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫