黄鶺鴒
きせきれい異読 キセキレイ
名詞
標準
grey wagtail (Motacilla cinerea)
文例 · 用例
薄黄色の羽をして、急ぎ脚に歩く度に、小刻みに長い尻尾を振つてゐるのを見ると、疑ひもなく黄鶺鴒だ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
すると、そこらの立木の枝でせち辛い世帯向の話に夢中になつてゐた雀達は、親譲りの物見高い癖から黄鶺鴒のしやれた姿が眼に入ると、急に枝から飛び下りざま、小坊主のやうな円い頭を傾げて、「どこからやつて来たかな。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
」 と、着膨れた体を毛毬のやうに円くして、二羽三羽と群をつくり、べちやくちやと口やかましく囀りながら黄鶺鴒の後をつけ廻してゐる。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
――いまも、黄色の小さなゴム毬のやうなものが草の中をぴよんぴよん跳ねてゐるのに、をかしい程びつくりして見たら、それはこんな林の奧まで水溜りを傳つてきたらしい二羽の黄鶺鴒。
— 堀辰雄 『雨後』 青空文庫
作例 · 標準
川縁を散歩していると、鮮やかな黄色い腹をした黄鶺鴒がチチッと鳴いて飛び去った。
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黄鶺鴒が長い尾を上下に振りながら、石の上を器用に歩き回っている。
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バードウォッチング初心者の私でも、あの特徴的な黄色があれば黄鶺鴒だとすぐに分かる。
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