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黐竿

もちざお
名詞
1
標準
lime stick for catching insects
文例 · 用例
そこへ鳥さしの姿が見えたので、半七は外へ出て招くと、老人は黐竿をかかえて小走りに急いで来た。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
ここの家じゃ何も出来ねえそうだから」 鳥さしの老人は、軒さきに黐竿を立てかけてはいって来た。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
咄嗟のあいだに思案した半七は軒先に立てかけてある長い黐竿をとって駈け出して、お杉のあとを追いながら、竿のさきで彼女の頭を押えた。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
蝉やとんぼを捕る子供の黐竿とは違って、本職の鳥さしの鳥黐であるから、お杉は右の横鬢から銀杏返しの根へかけてべっとりとねばりついた黐をどうすることも出来なかった。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
彼女は雀のように半七の黐竿に捕えられてしまった。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
黐竿で人間をさしたのを初めて見た老人は、眼を丸くして眺めていた。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
赤とんぼを追いまわる子供の黐竿も見えた。
岡本綺堂 両国の秋 青空文庫
毎日長い黐竿を持つて町の空へ來る蜻して居た兄の子供も、復た/\夏休み前と同じやうに鞄を肩に掛けて、學校へ通ふやうに成りました。
島崎藤村 幼き日 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜、子供たちが縁側で虫取り網と黐竿を手に、セミを捕まえようと奮闘していた。
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昔は、田畑の周りに植えられた黐の木から黐竿を作り、鳥や害虫を捕まえたものだ。
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虫取り名人のおじいさんは、特製の黐竿を使って、どんな小さな昆虫でも正確に捕らえることができた。
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