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取瓶

とりべ
名詞
1
標準
pouring ladle (in ironworks)
文例 · 用例
女は椅子の背に露わな腕を廻した不行儀な横着さで、煙草を吹かせひとりべらべら饒舌りまくっている間も、男らは神妙な恰好で女の云うことを傾聴していた。
横光利一 旅愁 青空文庫
とりべ山谷に煙のもえ立たばはかなく見えし我と知らなむ」――少女が日頃手習をしていた姫君の美しい手跡にそんな読人しらずの歌なんぞのあったのが、いまさら思い出されて、少女には云いようもなく悲しかった。
堀辰雄 姨捨 青空文庫
それからあの人たちに決めてあげた金は、一人ひとりべつべつに受取りをとって、確かな然るべきところへあずけておきましたから。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
作例 · 標準
熟練の職人が大きな取瓶を操り、真っ赤に溶けた鉄を型に流し込んでいく。
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鋳造工場の熱気の中で、重い取瓶を支えながら作業を続けるのは重労働だ。
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取瓶の表面にこびりついた不純物を丁寧に取り除き、次の工程に備える。
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