引ったくり
ひったくり
名詞頻度ランク #33749 · 青空 1 例
標準
purse snatching
文例 · 用例
まるで面当てがましいような素振りさえするのでございます」「どんなふうにだね」「今日のお昼に、わたくしが、親身のような愛情を示そうと、試しに娘の食べかけの残したお菜に箸をつけようとしますと、娘はその皿を急に引ったくりまして、お母様、これは私の食べかけでございます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
アラジンは、すぐお母さんの手からランプを引ったくりました。
— 一、アラジンとふしぎなランプ 『アラビヤンナイト』 青空文庫
立ち上り、うまいことを言うほうびだと、百円札を一枚差出すと、小僧は俺の顔をじろじろ眺め、紙幣を引ったくり、ありがとう、声といっしょに消えてしまった。
— 豊島与志雄 『蛸の如きもの』 青空文庫
お清は周平の肩から肩掛を引ったくりながら、目配せと一緒に云った。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
藤吉は黙ったまま、彦兵衛の手から提灯を引ったくり、いつものとおり手紙でも読むように、眼を細くして足許の死人を覗き込んだ。
— 無明の夜 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
「これか」 八五郎が押入をあけてズルズルと葛籠を引出すと、「あ、それは私のだよ」 お山は飛び付くように引ったくります。
— 白紙の恐怖 『銭形平次捕物控』 青空文庫
門番は微笑しながら盛んにしゃべりたてて、ある新聞記事のことを言っていたが、クリストフはそれに耳を貸さず、顔も見ないで手紙を引ったくり、扉を押しやったままよくも閉めずに、また寝床にはいって、前よりもなおぐっすりと眠った。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
ぐるりの男まで拾おうとして、おし合い、引ったくりました。
— SKAZKA O IVANE-DURAKE 『イワンの馬鹿』 青空文庫
作例 · 標準
ニュースで引ったくりの被害に遭った人の話を聞いた。
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繁華街では引ったくりに注意が必要だ。
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彼は引ったくり犯を追いかけ、逮捕に貢献した。
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