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石磴

せきとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
清水の石磴は、三階五階、白瀬の走る、声のない滝となって、落ちたぎり流るる道に、巌角ほどの人影もなし。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
道の右手に、寺の石磴がすっくと高い。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
) また上り坂なりの石磴だから、いよいよ聳えて、階子を斜に立てたようである。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
」 ふるさとも可懐しい、わずかに洋杖をつくかつかぬに、石磴の真上から、鰻が化けたか、仙人掌が転んだか、棕櫚が飛んだか、ものの逞ましい大きな犬が逆落しに(ううう、わん、わんわん!
泉鏡花 雪柳 青空文庫
ばかされながらもその頃までは、まだ前後を忘却していなかった筈ですが、路地を出ると、すぐ近く、高い石磴が、くらがりに仄白い。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
事情あって、その後も、あの一本松、また寺の石磴のあたりまでは参りましたけれども、石磴を上ったって松も何もありはしません。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
石磴は、のぼると、……寺なのを、まつたくその時は知らなかった。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
のみならず、お目にかけたいくらい、あの石磴は妙です。
泉鏡花 雪柳 青空文庫