様文
ようぶん
名詞
標準
文例 · 用例
二十世紀の奇蹟|今様文福茶釜――ではない文福釜。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
御同様文筆に従ひ居り候上は一行にてもかかる作品を書き度、若し又新聞の文芸欄にもかかる作品のみ載ることと相成り候はば、如何ばかり快からんなどとも存じ候。
— 芥川龍之介 『伊東から』 青空文庫
だが文学に出て来て文学の内に用いられているからと云って、その範疇がすぐ様文学的範疇だと考えてはいけない。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
之をすぐ様文芸に対する文学的即ち哲学的批評のことだと思ってはならないのである。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
さて文治遠島の次第は重役は勿論、右京殿家来藤原喜代之助も其の前日聞知りましたが、当番の都合にて直ぐ様文治の留守宅へ知らせる事が出来ませぬ。
— 三遊亭圓朝 『後の業平文治』 青空文庫
即ち文学からも戯作性は拒否せられ、全然ユーズーのきかない深刻空虚な献身性が文学の支柱となり、学問同様文学も亦ねころんで読めないやうなところに尊厳ができたり、ユーモアを解さぬところにマヂメさができたり、神聖奇怪な化け物となつてしまつたのである。
— ――酔つてクダまく職人が心構へを説くこと―― 『娯楽奉仕の心構へ』 青空文庫