鼠蹊
そけい
名詞
標準
文例 · 用例
其処は人間の鼠蹊部というような処で外皮を切れば腿の肉は胴の肉と離れているから篦で腿の肉を押開くとその下に腸が見えて薄い膜が腸を蔽っている。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
斯くの如くに英豪のアイア,スの手に斃さるるシモエーシオス塵に伏す、其アイアース目ざしつつ、プリアミデース・*アンチポス群集中に槍飛ばす、覘は外れてオヂュシュウス率ゐたる伴リュウコスを、 490屍曳きずるままに打つ、鼠蹊のほとり丁と射て。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
この病気では今と同じように鼠蹊リンパ節の腫脹と横痃が見られた。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
ラメス5世の鼠蹊リンパ節のプーパル靱帯(鼠蹊靱帯)の部位に三角形の潰瘍が見られ、ペストの横痃か性病(王の病気)であろう。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
旧約聖書に書かれている病気としてギャリソンは「医学史」に淋病、ハンセン病および乾癬と思われるものを要約しサムエル書にはペストと思われる鼠蹊リンパ節の腫脹が書かれている。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
しかし多くは最初の日または次の日にまたはそれほど後ではなく横痃が鼠蹊部にできたり腋の下に現れる。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫