幻辞.com

毛抜き

けぬき
名詞
1
標準
(hair) tweezers
文例 · 用例
しかし春次に言わせると、お神の勘定高いにはほとほと呆れることばかりで、銀子を見に行った時も、春次はお神に誘われ、松島見物でもするつもりで出かけたのだったが、帰って来ると、往復の汽車賃や弁当代までを割勘にし、毛抜きで抜くように取り立てられたのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
もっとも『行方不明』というのは、コンピューター村の隅に居座り続けたこっちの勝手な言い草で、本人は健康にもその後二年間、鼻毛抜きつつ寝て暮らしていたらしい。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
6 さて、引き揚げてしまってからの右門が、そろそろとまたむっつり右門の右門たるところを遠慮なく発揮しだしましたので、毛抜きを取り出しながらあごひげの捜索を始めたのもその一つですが、それよりもっと変なことは、ときどきにやりとひとりで思い出し笑いをやりながら、「もう来そうなものだな。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
面の清らかなることはまた天上の星のごとくに清澄で、騒がずにおのがお小屋に帰っていくと、ごろり横になりながら、自信そのもののごとくに、すぐと毛抜きを取り出したものでした。
生首の進物 右門捕物帖 青空文庫
」 肩息で駆けかえりながら、汗もふかずに、まず伝六がずぼしの的中を証拠だてたので、右門もようやく手から毛抜きを放しました。
生首の進物 右門捕物帖 青空文庫
表通りの金麩羅屋の向うに毛抜き屋があった。
名高かった店などの印象 幕末維新懐古談 青空文庫
この店の毛抜きは上手といわれたもの、いろいろ七ツ道具が揃っていて、しゃれた人たちが買いに来た。
名高かった店などの印象 幕末維新懐古談 青空文庫
二十六 大作は縁側へ出、庭に向って、毛抜きで、頤髭を抜いていた。
直木三十五 三人の相馬大作 青空文庫
作例 · 標準
眉毛を整えるために、鏡の前で丁寧に毛抜きを使う。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
指に刺さった小さなトゲを、毛抜きを使って慎重に抜いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この毛抜きは職人による手作りで、細い毛もしっかり掴める。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

毛抜き とは、体毛を挟んで引き抜く道具。また毛を抜く行為や動作の類似性から派生して、「毛抜き」という言葉は印刷分野や経済分野でも業界用語として使われる。

出典: 毛抜き — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0