椎茸
しいたけ異読 シイタケ
名詞頻度ランク #26949 · 青空 241 例
標準
shiitake mushroom (Lentinula edodes)
文例 · 用例
何という題であったか忘れたが、自分が九歳の頃東海道を人力車で西下したときに、自分の乗っていた車の車夫が檜笠を冠っていて、その影が地上に印しながら走って行くのを椎茸のようだと感じたと見えてその車夫を椎茸と命名したという話を書いた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
子規がその後時々自分に「あの椎茸のようなのはもっとないかね」と云ったことを思い出す。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
自分はこの車夫に椎茸と云う名をつけた。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
街道に沿うた松並木の影の中をこの椎茸がニョキ/\と飛んで行くのがドンナに可笑しかったろう。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
朝はこの椎茸が恐ろしく長くて、露にしめった道傍の草の上を大蛇のようにうねって行く。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
なお面白いのは日が高くなるにつれて椎茸が次第に縮んで、おしまいにはもう椎茸とも何とも分らぬものになって石ころ道の上を飛び飛び転がって行く。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
大体が西を向いて行くのであるから、椎茸は車の右脇へ頭を出したり左へ出したり。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
こんな坊チャマを膝へ乗せた父上も大概な事ではなかったらしいが、椎茸もトンダ目に会ったものだ。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
作例 · 標準
肉厚な椎茸を炭火で焼き、醤油を数滴垂らすだけで、最高の酒の肴になる。
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母が作る筑前煮には、出汁がよく染み込んだ干し椎茸が欠かせない具材として入っている。
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山で天然の椎茸を見つけたが、毒キノコと見分けがつかなかったので採らずにそのままにした。
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