自ずから
おのずから
副詞頻度ランク #35726 · 青空 194 例
標準
naturally
文例 · 用例
ドイツの学者のアルバイテンという言葉の意味がここに一年半通って同学者のやり方を見聞している間に自ずから会得出来たような気がした。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
しかし個人的には、たとえそれは自覚されないにしても、何かしら自ずから一定の標準をもっていて、それに当嵌めて口調の善し悪しを区別している事だけは否定し難い事実である。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
宇都野さんの歌の音調にはやはり自ずからな特徴がある。
— 寺田寅彦 『宇都野さんの歌』 青空文庫
そうすれば凶作問題なども自ずから解決の途につくはずであろう。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
近頃|和蘭グロニンゲンのカプタイン博士等は、従来多年の観測の結果を綜合して精細な研究を遂げた末に、天体に散布せる諸恒星は自ずから二派の流れに分れている事を発見した、すなわち天体各部の星の運動が目指す方向を反対に延長して見るとほぼ定まった二つの星座に集注する。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
夫人の胸中も自ずから平らかなるを得たようである。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
同時にユダヤ人の後裔にとっての一つの神なるエホバは自ずから姿を変えて、やがてドルになりマルクになった。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
しかし、ことによるとこの姓名札の汚し方の同じ型に属する人には自ずから共通な素質があるかもしれない。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
作例 · 標準
例句