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智徳

ちとく
名詞
1
標準
文例 · 用例
夫の智徳円満にして教訓することならば固より之に従い、疑わしき事も質問す可きなれども、是等は元来人物の如何に由る可し。
福沢諭吉 女大学評論 青空文庫
而して其家を興すは即ち婦人の智徳にして争う可らざるの事実なるに、漫に之を評して無智と言う、漫評果して漫にして取るに足らざるなり。
福沢諭吉 女大学評論 青空文庫
開闢以来今にいたるまで、智徳ともに不完全なる人間社会は、一人の身体いずれの部分か必ず痛所あるものに異ならず。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
ひろく万国の書を読て世界の事状に通じ、世界の公法をもって世界の公事を談じ、内には智徳を脩て人々の独立自由をたくましゅうし、外には公法を守て一国の独立をかがやかし、はじめて真の大日本国ならずや。
福沢諭吉 中津留別の書 青空文庫
人の智徳は教育によりておおいに発達すといえども、ただその発達を助くるのみにして、その智徳の根本を資るところは、祖先遺伝の能力と、その生育の家風と、その社会の公議|輿論とにあり。
福沢諭吉 徳育如何 青空文庫
右はいずれも、人生の智徳を発達せしめ退歩せしめ、また変化せしむるの原因にして、その力はかえって学校の教育に勝るものなり。
福沢諭吉 徳育如何 青空文庫
然らばすなわち無形の智徳にして、ひとり社会の圧制を免かるるの理あるべからず。
福沢諭吉 徳育如何 青空文庫
社会はあたかも智徳の大教場というも可なり。
福沢諭吉 徳育如何 青空文庫