刺毛
しもう
名詞
標準
stinging hair (of a nettle, caterpillar, etc.)
文例 · 用例
それは胡麻白の頭と金茶の胸毛と真黒な翼とを持つた小鳥で、両肩のあたりに真白な刺毛が際立つて光つてゐるので、まるで紋付羽織でも一着に及んでゐるやうな恰幅だ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
命中つたが最期殻の刺毛で人間の五六人は殺せるし、命中らなかつた所で、巧く爆けさへすれば激しい臭味でもつて一大隊位の兵士を窒息させるのは朝飯前だといふのだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
キツチナーは味も臭味も無いが、刺毛だけは鋭い。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
其の幼虫は蕁麻の上に住んで、その毒のある刺毛があるのもかまはずに、其の葉を食べるのだ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
『蕁麻の刺毛は私に毛虫の毛を思ひ出させる。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
蕁草の刺毛で弄われるような遣瀬なさで、痒味|辛味は何にたとえようもないほどであった。
— 久生十蘭 『玉取物語』 青空文庫
イガホオズキまたは鬼酸漿という名まえは、茎に刺毛があるところからつけられたのだが、それよりも小さい天然観察者たちには、この点がもっと注意を引いていたのである。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
降りくる悲しみを少しもうけとめないで、安易で架空な有頂天を幸福と感じ做し自分を売る店を探して走り廻るとは、なんと悲しく悲しいことだ……3神よ私をお憐み下さい!
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
作例 · 標準
イラクサの葉にある刺毛に触れてしまい、激しい痛みと痒みに襲われた。
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毛虫の刺毛が風に乗って飛んでくることもあるので、注意が必要だ。
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顕微鏡で観察すると、植物の刺毛が鋭い針のような形をしていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
刺毛とは 動物の毛 - 動物に生える剛毛。 毛状突起 - 植物に生える毛。
出典: 刺毛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0