耳の痛い
みみのいたい
表現形容詞-語幹
標準
being painfully true (e.g. reprimand)
文例 · 用例
」 これは多数の人にとって耳の痛い話である。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
耳の痛い仁も、その辺にいるようである。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
」 まだまだずゐぶんひどく悪まれ口もきゝ耳の痛い筈なやうなことも云ひましたが誰も気持ち悪くする人はなく話が進めば進むほど、いよいよみんな愉快さうに顔を熱らして笑ったり手を叩いたりしました。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
お辰は柳吉の方を向いて、蝶子は痲疹厄の他には風邪一つひかしたことはない、また身体のどこ探してもかすり傷一つないはず、それまでに育てる苦労は……言い出して泪の一つも出る始末に、柳吉は耳の痛い気がした。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
これは私にとつて何とも耳の痛い話である。
— 野蒜の花 『樹木とその葉』 青空文庫
耳の痛いことは御免蒙りますかね。
— 芥川龍之介 『冬』 青空文庫
「なか/\良い本だね、少し耳の痛いことも書いてあるが」と云つて笑つて居られた。
— 中谷宇吉郎 『ツーン湖のほとり』 青空文庫
「耳目口の三宝、固塞して発揚する勿れ」と説いているのは、二千年後の今日のわれわれにとっても、少々耳の痛い言葉である。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
作例 · 標準
上司の耳の痛い忠告に、思わず目を背けてしまった。
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友人の耳の痛い意見も、自分の成長のためには必要だ。
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あの作家の小説は、現代社会の耳の痛い真実を突きつけてくる。
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