年季奉公
ねんきぼうこう
名詞
標準
apprenticeship
文例 · 用例
衣がえ、移り変わり、季節の変わりめ、年季奉公の変わりめ、中間下男下女小女の出入りどきであるから、小前かせぎの者にはなくてかなわぬ質屋が繁盛したとて、なんの不思議もない。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
親たちの心得が悪い」と世間の口がうるさかったもの――だから、十一、二歳は奉公の適期であって、それから十年間の年季奉公。
— 私の子供の時のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
こういう人々の身の上を思えば、決してまた他事でなく、自分が十二歳の時に蔵前の師匠の家に行き、年季奉公を致した時から以来のことなども思い合わされ、多少の感慨なき能わずともいわばいわれます。
— その後の弟子の事 『幕末維新懐古談』 青空文庫
そして、彼の年季奉公人であった巳之吉は、十八の少年であった。
— YUKI-ONNA 『雪女』 青空文庫
一、娼妓芸妓等年季奉公人一切解放可致右ニ付テノ賃借訴訟総テ不取上事。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
それから自身によく肖た太々しい容子をした小娘のお銀を、おかみは実家近くの機屋に年季奉公に入れた。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
何か気に喰わぬことを言われた口惜まぎれに、十露盤で番頭の頭をブン擲ったのは、宗蔵が年季奉公の最後の日であった。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
大留のうちには惣吉に専太という二人の年季奉公の小僧が居た。
— 豊島与志雄 『少年の死』 青空文庫
作例 · 標準
昔は多くの若者が、職人のもとで年季奉公をしていた。
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彼は住み込みで年季奉公をしながら、技術を学んだ。
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厳しい年季奉公を経て、彼は一人前の大工になった。
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