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網代垣

あじろがき
名詞
1
標準
wicker fence
文例 · 用例
お銀様が父と言い争っている時分から、この家の縁先の網代垣の下に黒い人影が一つ蹲まっていて、父子の物争いを逐一聞いていたようです。
お銀様の巻 大菩薩峠 青空文庫
お銀様がどこともなく闇の中へ消えてしまった時分に、またその怪しの人影はそろそろ網代垣の下から身を延ばして、以前の通り縁先へ忍び寄り、それから雨戸へ手をかけました。
お銀様の巻 大菩薩峠 青空文庫
わが家も同じようにしている館なので、わざと、式台にはかからずに、網代垣をめぐって、東の屋の苑へはいると、「まあ」ゆくりなく、そこの南縁の陽だまりに、乳のみ児を抱いた吉光の前と、有範との夫婦が、むつまじく、児をあやして、くつろいでいた。
吉川英治 親鸞 青空文庫
店の前を、網代垣でかこんだ家もあるし、朽葉色や浅黄の布を垂れて部屋をかくしている構えもある。
吉川英治 親鸞 青空文庫
作例 · 標準
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