輪環
りんかん
名詞
標準
文例 · 用例
ただし『五雑俎』に明の名将威継光が数百の猴に鉄砲を打たせて倭寇を殲したとか、三輪環君の『伝説の朝鮮』一七六頁が、楊鎬が猿の騎兵で日本勢を全敗せしめたなど見ゆるは全くの小説だ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
(三輪環氏の傳説の朝鮮二一二頁。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
第八一、西洋人の悪習 西洋人は、シナ婦人のその足を縮小にし、インド婦人のその鼻に輪環を掛くるを見て、天然を害する野蛮の風習なりという。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
しかして、西洋にも上下貧富を問わず、婦人は必ず両耳をうがちて輪環を貫くが、ことき、天然を害する風習あるを知らず。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
そんな関係から、明叔と藤孝、藤孝と一益、等々の輪環的な関係が信長を中心として、時には姻戚関係がむすばれ、時には政治的な動力を生みなどして、漸次、親密の度を加えて行ったもののようである。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫