娘っ子
むすめっこ
名詞
標準
girl
文例 · 用例
」「ウンヤ、秀坊というその娘っ子のことでちと用があるんだ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
針助はにやりと笑って、薄気味の悪い、女のようなネチネチと優しい声で、「今はこんな端た金でも、もうちょっと仕込んだら、今に背中の刺青にものを言わすようになるやろ」「じゃ、あんた、もうこの娘っ子に……」 と、お加代は顔色を変えた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
意気地なしの水夫どもは娘っ子たちに会いたがって村へ帰ってゆくのに、諸君らは安んじてその妻をあとに残しておいて来たのである。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
ほんら、あの娘っ子も歩いておりましょうがな。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
」「その娘っ子、どうやらストーナさんだ。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
あれと十四になる娘っ子がおります。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
胸には高く動悸が鳴っている……「おれは娘っ子のようにおっ魂消たな。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
平生は腹がたつくれえお堅いが、奇態とこういうふうないか者の娘っ子となるてえと、じきにだんなの風向きが変わるんだからな。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
「鼻を垂らして走り回っていたあの娘っ子が、いつの間にかこんなに立派な大人になって驚いたよ。」
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漁師町の威勢のいい娘っ子たちが、朝早くから市場に集まり、男たちに負けない大きな声で競りを行っている。
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「都会育ちの娘っ子には、この山奥での不自由な生活は、三日も持たずに音を上げるかもしれないね。」
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