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名詞
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標準
文例 · 用例
秋成は、立ち上つて覚束ない眼で斜めに足の踏み先きを見定めながら下へ湯鑵の水を替へに行つた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
やがて黒羽町に入込むと、なるほど、遊廓と背中合せに、木賃宿に毛の生えたような宿屋が一軒、先には△△屋と記してある。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
馴れぬ山家の旅の宿りに積薪夜更けて寢ね難く、起つてに出づ。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
されども風雨|瓦を堕す。
幸田露伴 運命 青空文庫
然なくばやゝ離れた位置から遠くわが帽子ののあたりに看る方がおもしろい。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
初は隣家の隔ての竹垣に遮られて庭を半より這初め、中頃は縁側へ上ッて座舗へ這込み、稗蒔の水に流れては金瀲※、馬の玻璃に透りては玉玲瓏、座賞の人に影を添えて孤燈一|穂の光を奪い、終に間の壁へ這上る。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
端には古衣、雨傘その外骨董どもを、懸けも陳べもしたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
横街といふ横街には「コンフエツチイ」の丸賣る浮鋪を列べて、その卓の上には美しき貨物を盛り上げたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫