フィドル
フィドル異読 フィーデル
名詞頻度ランク #36792 · 青空 9 例
標準
fiddle
文例 · 用例
サクセフォンは呻吟し、酒樽型の太鼓は転がるように轟き、それにフィドルが縋り、金属性の合の手が絡み――ピアニストは疾うに洋襟を外して空へ抛っていた。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
そこへ、羅馬法王の触れ出したほんとの謝肉祭が廻って来た―― The Ice Carnival ! 宵から朝まで、ホテルのスケイト・リンクで紐育渡りのバヴァリイKIDSがサクセフォンを哮らせ、酒樽型の大太鼓をころがし、それにフィドルが縋り、金属性の合いの手が加わり――ピアニストは洋襟を外して宙へ放る。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
「へい、 おどる、 おどる、 ネコに フィドル!
— THE TAILOR OF GLOUCESTER 『グロスターのふくやさん』 青空文庫
(日本の鈴木鎮一氏兄弟に似ているのも面白い) ヴァイオリンの手ほどきを父に受け、フィドル及びヘッスに学び、楽壇にデビューして後の経歴は先に書いた。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
なぜカントリー・ミュージックが選ばれたかというと、人々はオペラなどよりもアパラチア山中のフィドラーのフィドル(ヴァイオリンとは呼ばずに、フィドルと呼ぶ)を聞きたがったからであり、聞きたいものを聞かせておけば、コマーシャルにも有利だったのだ。
— 片岡義男 『エルヴィスから始まった』 青空文庫
一九二〇年代に入ると、貧乏な地帯である南部も、レコード産業のマーケットとして目をつけられ、一九二三年には、オケーというレーベルのレコード会社が、南部では最も近代的で進歩的だったジョージア州アトランタで、ジョン・カースンのフィドルをレコードに入れている。
— 片岡義男 『エルヴィスから始まった』 青空文庫
バーン・ダンスは、似たようなものが日本にないので想像するのがむずかしいけれど、農園の大きな納屋に人々があつまり、フィドルとギターを中心にしたカントリー・ミュージックにあわせてスクェア・ダンスをし、ミュージシャンたちの歌を聞いたり、また、自らうたったりして楽しむ娯楽なのだ。
— 片岡義男 『エルヴィスから始まった』 青空文庫
アパラチアの山中でストラデヴァリアスのフィドルを弾きながらうたっていた人たちにとって、自分たちの音楽は、音楽のよろこびにひたることによってしばし現実を忘れるというような効果を持った。
— 片岡義男 『エルヴィスから始まった』 青空文庫
作例 · 標準
ヴァイオリン奏者は、しばしばフィドルという愛称で呼ばれる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「ライブハウスで、フィドルを聴きながら一杯やるのが好きだ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この曲は、軽快なフィドルソロが印象的だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite