高話
たかばなし
名詞
標準
loud speech
文例 · 用例
それが食堂で夜ふけまで長時間続いていた傍若無人の高話がようやく少し静まりかけるころに始まるのが通例であった。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
) と隣座敷で憚らない高話。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
どれどれ今日は三四日ぶりで家へ帰って、叔父さん叔父さんてあいつめが莞爾顔を見よう、さあ、もう一服やったら出掛けようぜ」と高話して、やがて去った。
— 幸田露伴 『雁坂越』 青空文庫
」 と図に乗って饒舌るのを、おかしそうに聞惚れて、夜の潮の、充ち満ちた構内に澪標のごとく千鳥脚を押据えて憚からぬ高話、人もなげな振舞い、小面憎かったものであろう、夢中になった渠等の傍で、駅員が一名、密と寄って、中にもめ組の横腹の辺で唐突に、がんからん、がんからん、がんからん。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
その人びとの苦労のない高話や笑い声を聴きながら歩いていると、三人の気分も次第に晴れやかになった。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
からつと開けつぱなした家では、こゝにも大勢集まつて高話の最中であつた。
— 山村暮鳥 『小川芋銭』 青空文庫
差配の天窓へ見当をつけたが狛犬へ驟雨がかかるようで、一番面白うございました、と向うのにごり屋へ来て高話をしますとね。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
「あんまりあの辺で高話をして若い衆を追い散らすでねエと今朝総領が云うとりました」 と笑う。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
作例 · 標準
静かなカフェで隣の席の男性が高話を始めたので、読書に集中できなくなってしまった。
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電車内での高話は他の乗客の迷惑になるので、控えるのがマナーだ。
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「お酒が入ると、どうしてもみんな高話になりがちだね」と彼は苦笑いした。
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