有道
ゆうどう異読 ゆうとう
名詞
標準
being good
文例 · 用例
私有道路らしく道幅を狭めて貨物を横たえているが、陸側は住居附きの蔵構えの問屋店が並び、河岸側は荷揚げ小屋の間にしんかんとした洋館が、まばらに挟っている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
端厳の性格、敬虔の行為、良将とのみ云わんや、有道の君子というべきなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
宿場の医者たるに安んじている父の 〔re'signation〕 の態度が、有道者の面目に近いということが、朧気ながら見えて来た。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
最も有道有力の人は、独立して懼れず、世を逃れて思い悩む事も無い心境であれば、また、時利あらず険難前に在っても、独立孤行するようなことも無く、「大いに悩むことが有っても朋は来る。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
周公は成王に教えて、殷の中宗・高宗・祖甲と周の文王とが、民人に臨んだ用意と実行を説明して云う、「この四王は皆|有徳有道の君主であった。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
遽伯玉の如き、「|邦有道則仕、|邦無道則可巻而懐之」とて、自国を重んずるの念、はなはだ薄きに似たれども、かつて譏を受けたることなきのみならず、かえって聖人の賛誉を得たり。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
寺有禅僧、観有道士、並守清不食葷、頗見古風不廃。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
論語に、邦有道、貧且賤焉耻也とあり、魏文帝の詩に、願飛安得翼、欲済河無梁とあるのも参考となり、憶良の長歌の句などには支那の出典を見出し得るのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若い頃から学問に励み、有道の士として周囲から尊敬を集めていた。
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有道の精神を持って事に当たれば、必ずや成功の道が開けるはずだ。
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その組織は有道の人物が指導しており、地域社会に多大な貢献をしている。
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