五人囃子
ごにんばやし
名詞
標準
five court-musician dolls at the Girl's Festival (in March)
文例 · 用例
五人囃子、官女たち。
— 泉鏡花 『雛がたり』 青空文庫
襖をどんと突明けると、床の間の白玉椿、怪しき明星のごとき別天地に、こは思いも掛けず、二人の姿は、綾の帳にも蔽われず、指貫やなど、烏帽子の紐も解かないで、屏風の外に、美津は多一の膝に俯し、多一は美津の背に額を附けて、五人囃子の雛二個、袖を合せたようであった。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
ちょうどこの上あたりで聞えるんですもの、そうして、こんな細い、小さな音のするのは五人囃子が持っている、かわいい笛でなくッてさ。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
内裏雛の冠して、官女たちと、五人囃子して遊ぶ状を、後に看護婦までも、幻に見たと聞く。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
家には神田の大火事に不思議に焼けのこつたといふ古いお雛様があつて、五人囃子が三人になり、矢しよひの矢があらかた折れてるなどさんざんだつたが、それでも毎年子供たちの慰みに必ず飾ることになつてゐた。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫
作例 · 標準
ひな祭りの飾り付けには、豪華な五人囃子が欠かせない。
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五人囃子の人形は、それぞれ異なる楽器を持っている。
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祖母の家には、毎年ひな祭りに五人囃子を飾っていた。
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