半畳を入れる
はんじょうをいれる
表現動詞-一段
標準
to interrupt
文例 · 用例
妾たちはみんなその理由を知っていたので、どうなることかとはらはらしてたのよ、かわいそうでね」 僕は覚えず婦長の話に興奮して、半畳を入れることも忘れてしまっていた。
— 平林初之輔 『或る探訪記者の話』 青空文庫
官報議事録を読むものは、演説中しばしば、不適当な半畳を入れるものがあり、彼等の大部分がいかに劇界の事情にうとく、作者、又は、批評家の社会的地位、乃至、権威に盲目であるかをたしかめ得た。
— ――ゴンクウルの『娼婦エリザ』―― 『仏国議会に於ける脚本検閲問題』 青空文庫
日本風の武士道の気持から判断すると、戦友の弔い合戦をするようなものだから、すぐ仕止めた方がよさそうに思えるが、彼はいつまでも自分の技術をひけらかして牛をあしらってるので、殊にベルモンテびいきのファンは虫が収らないと見え、しきりに半畳を入れる者がある。
— 野上豊一郎 『闘牛』 青空文庫
と、私が半畳を入れるのに対して、博士はあるいはそうかも知れん、と、あっさり答えて、盃を干すのであった。
— 佐藤垢石 『ザザ虫の佃煮』 青空文庫
」 大奴が半畳を入れると、神尾は苦笑いして、「気が散るからだまってろ」と言って、今度は息を抜かずに筆をふるって、縦横に書き上げたたて看板の文字は、「江戸の花 女軽業」の七文字であります。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
さわりの美しい文句へ来ると、どうする連がいろいろの言葉で半畳を入れる。
— 谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 青空文庫
君はその死骸を探しているのですか」 署長が又しても半畳を入れる。
— 江戸川乱歩 『黄金仮面』 青空文庫
作例 · 標準
会議中に他の人の意見を遮るように半畳を入れるのは失礼だ。
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彼の話はいつも面白く、つい相槌を打ちたくなるが、最後まで聞くようにしている。
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議論が白熱する中で、誰かが強引に半畳を入れたことで、場の空気が変わった。
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