黄蟻
きあり
名詞
標準
yellow ant
文例 · 用例
而るに今朝来、濃霧四辺を閉ざしシセキを弁じ難き趣きありしが、正午前、玄海洋上に望みし時忽ち右舷に当り大艦影を認む。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
その上に為事半ばの銅版と色々の道具とを置きあり。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
また小さき素焼の人形、鉢、冠を置きあり。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
棚の上には小さき、柄の長き和蘭陀パイプを斜に一列に置きあり。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
この辺りは荒川西より東に流れて、北の岸は卑湿の地なるまゝいと荒れたれば、自然の趣きありて、初夏の新蘆栄ゆる頃、晩秋の風の音に力入りて聞ゆる折などは、川面の眺めいとをかしく、花紅葉のほかの好き風情あり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
南北の流れにては月の出づるところ東岸に迫られて妙ならねど、東西の流れにては月は直に河水の水面よりさし昇るところなれば、見渡す眺めも広※として、浪に砕くる清き光の白銀を流すが如くいと長く曳きてきら/\と輝くなど、いふにいはれぬ趣きあり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
まだ新しくて青き光失せぬ建仁寺籬折りまはしたる小さき坪の中に咲き出でたる、あるはまたよろづ黒みわたりたる古き大寺の書院の椽近く※ひこぼるゝなど、云ひがたき佳きおもむきあり。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
花の香もけやけくはあらで優に澄みわたれる、雲さまよふ晨、風定まる黄昏など、特に塵の世のものならぬおもむきあり。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
庭の石の下から、小さな黄蟻の行列が次々と出てきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
黄蟻は、他のアリと比べて体色が薄く、やや臆病な性質を持っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
森の中で朽ちた倒木をひっくり返すと、中から無数の黄蟻が慌てて逃げ出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash