運命論者
うんめいろんじゃ異読 うんめいろんしゃ
名詞
標準
fatalist
文例 · 用例
」と杯を彼に返し「僕は運命論者ではありません。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
」 自分は握手して、黙礼して、此不幸なる青年紳士と別れた、日は既に落ちて余光華かに夕の雲を染め、顧れば我運命論者は淋しき砂山の頂に立って沖を遙に眺て居た。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
」「午後三時には君か僕か、二人のうちのどちらかにきっと故障がはいる」「あなたは運命論者ですか」「でなければ、君にこんなことは教えはしないよ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
――国木田独歩は「驚き度い」と言い続けながら、あんなにも運命の偶然性、(前に独歩の小説運命論者を兄は妹に言って聞かせていた)を恐れているのだ。
— 岡本かの子 『兄妹』 青空文庫
わたしは急激に運命論者にならんとしつつある。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
斯く言へば土耳格人めきたれど、われは運命論者なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
徹底した運命論者ですよ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
四五年も前に、『運命論者』や『牛肉と馬鈴薯』などを読んだことがあるが、それが何う云う作品であったか、もう記憶にはなかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
例句