人型
ひとがた
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #4365 · 青空 36 例
標準
human figure
文例 · 用例
「富士の人型」といって駿南、駿西の農民は、ここに田園の営みを初める印とする。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その人型は螺の腹をしえび蔓の背をした山の祖神の翁の姿に、似ている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
祖父さまは娘の福慈の神のつれない待遇を恨まれ、娘の神に詛いをかけたのみか、執着は、峯のしら雪に消え痕ともなって自形の人型をとどめられた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
伯母にとっては父、自分にとっては祖父の執着未練な人型なるものを見度かった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
お篠さんが紋附の長い裾をひきずって、そのお料理のお膳を捧げて部屋へはいって来て、(すらりとしたからだつきで、細面の古風な美人型のひとであった。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
私はいくら美しく智的詩人型の若夫人でも、あんまり自分の幻想に固執して老夫を労わらなさ過ぎる態度に嫌な気がして遠のいてしまった。
— 岡本かの子 『噴水物語』 青空文庫
磨き出されたやうな美人型の少女顏は、生きた動きのない人形のやうである。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
」 しかし銀子の母親には、結核体質らしいところが少しもないばかりか、あの白皙人型の越後系のがっしりした、均齊のよく取れた骨格で、性格にも恪勤とか忍耐とか、どんな困難に遭遇しても撓まない強靱さがあり、家を外にして飛び歩きがちな放浪癖の父親と反対に辛抱づよく、世帯の切盛りに忠実であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
影絵芝居では、光と影で人型を作り出す。
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発掘された土偶は、特徴的な人型をしていた。
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その抽象的な彫刻は、かろうじて人型を保っているだけだった。
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