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分利

ぶんり
名詞名詞-の形容詞
1
標準
crisis (in an illness)
文例 · 用例
今度の伊豆地震など、地震現象の機構の根本的な研究に最も有用な資料を多分に供給するものであろうが、学者の熱心がいかに強くても研究資金が乏しいため、思う研究の万分の一もできないであろうから、おそらくこの貴重な機会はまたいつものように大部分利用されずに逃げてしまうであろう。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
八はコニヤツクが大分利いて来た。
森鴎外 金貨 青空文庫
ビールの後で飲んだバーガンディが大分利いたと見え、フンク氏の家を辞した時は、かなり酩酊していた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
これでもお前のことやから大分利子をまけたってるねんぜ」そしてお君の貰う仕立物の賃をまきあげるのだった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
夜がふけてから侍分のものが一人覆面して、塀をうちから乗り越えて出たが、廻役の佐分利嘉左衛門が組の足軽丸山|三之丞が討ち取った。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
國家ハ其賠償トシテ三分利付公債ヲ交付ス。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
市ハ其賠償トシテ三分利付市債ヲ交付ス。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
賠償金ハ三分利付公債ヲ以テ交付ス。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
作例 · 標準
患者の熱が数日ぶりに急激に下がり始め、医師はこれが待ち望んでいた分利であることを確信して安堵した。
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肺炎の症状が悪化して危険な状態が続いていたが、幸いにも分利が訪れ、一晩で危機を脱することができた。
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江戸時代の医学書には、疫病の治療において分利の兆候を決して見逃さないことの重要性が説かれている。
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