梭子魚
かます異読 カマス
名詞
標準
barracuda (Sphyraena spp.)
文例 · 用例
ああ尾ばな藤ばかますでに色あせ、手にも料紙はおもたくさげられ、夏はやおとろへ、山頂は風に光る。
— 萩原朔太郎 『山頂』 青空文庫
かますの乾物のように、痩せて固まった彼の母は、寝苦しいものと見えて、時々溜息をついていた。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
「あなた方もどうかますます立派にお光り下さいますよう。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
これはあまり明瞭でないが「かますご食えば風かおる」の次に「蛭の口処をかきて気味よき」の来るのなどは、感官的連想からの説明が容易である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
試みにやはり『灰汁桶』の巻について点検すると、なるほど前句「摩耶」の雲に薫風を持って来た上に「かますご」を導入したのは結構であるが、彼の頭にはおそらくこの「夕飯のかますご」が膠着していてそれから六句目の自分の当番になって「宵々」の「あつ風呂」が出現した感がある。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
むしろ、何だかますます可哀想なような気がするのだった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
それお株がはじまった、と見ると、女房はがちがちがちと在りたけの身上へ錠をおろして、鍵を昼夜帯へ突込んで、当分商売はさせません、と仕事に出る、 トかますの煙草入に湯銭も無い。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
びしや/\と三人雨の中を歩き出したが、明るむどころかます/\ひどい降りである。
— 春の二三日 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
ダイビング中、群れをなすカマスが目の前を泳ぎ去っていった。
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カマスは、釣りのターゲットとしても人気のある魚だ。
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鮮度の良いカマスは、塩焼きにすると身がふっくらして美味しい。
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水族館の巨大水槽には、鋭い歯を持つカマスが悠然と泳いでいる。
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