追っ付け
おっつけ
副詞
標準
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文例 · 用例
詩人としては第一流、とても僕など追っ付けそうもない」 互いに推重をしあったのであった。
— 国枝史郎 『岷山の隠士』 青空文庫
酒が切れて、お燗番の勝造が眼を白黒させているではないか――三吉はまだ戻らぬか」「もう、追っ付け戻りましょう」 用人の村川菊内は少し苦々しいのを我慢して、精一杯|合槌を打っております。
— 大村兵庫の眼玉 『銭形平次捕物控』 青空文庫
下っ引が二人飛んで行ったから、追っ付けしょっ引いて来るはずさ」 大根畠の金太はこの上もなく得意でした。
— 縁結び 『銭形平次捕物控』 青空文庫
後で、後で、悔んでも追っ付けめえぜ、引いたっ!
— 三好十郎 『天狗外伝 斬られの仙太』 青空文庫
―――誰かあなた方が来て下されば話が分ると思ったもんですから」「へえ、成る程、………だけどとにかく手前共へは参りませんのよ、そう云うことなら追っ付け来るかも知れませんけれど」「だけどもお前、昨夜ッからなら分りゃしねえぜ」と、そうこうするうちに兄貴も出て来て云うのでした。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
手近にあったアルコールの数滴を机の上に垂らしてその上に玉虫の口をおっつけると、虫は活溌にその嘴を動かしてアルコールを飲み込んだ。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
おっつけ先生は二階からおりていらっしゃる時分だよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「ミゼラブル」の中でファンティーヌが往来で乱暴な男に肩へ雪の塊をおっつけられるところもあります。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
作例 · 標準
例句