幻辞.com

普通文

ふつうぶん
名詞
1
標準
normal style of writing
文例 · 用例
曹長は、それから、彼の兄弟のことや、内地へ帰ってからどういう仕事をしようと思っているか、P村ではどういう知人があるか、自分は普通文官試験を受けようと思っているとか、一時間ばかりとりとめもない話をした。
黒島傳治 青空文庫
(昭和六年六月、渋柿)      四 連句の心理と夢の心理 連句の付け合いに関する心理的過程には普通文学における創作心理に比べてよほど特異なものがあるであろう、ということは初めから予期されることである。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
○其の手紙は候文と普通文とを捏ね交ぜたやうな文體で先づ自分が「憐れなる片田舍の小學教師」であるといふ事から書き起してあつた。
石川啄木 歌のいろ/\ 青空文庫
賢はな、二十の年に普通文官いうものが受かるし、新は中学校へ行っとった時に三番と降ったことがないんや。
菊池寛 父帰る 青空文庫
けだし普通文学者は辛苦の処を察せず、単にその理屈的なるの点においてこれを擯斥す。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
広く人間の社会が創造した一切のものをこめて文化という場合もありそれよりせまく内容を定義して、風俗、習慣から教育、法律、道徳、哲学、科学、芸術、宗教、言語、などを文化という場合があり、私どもが普通文化という場合多く後者の内容でいっていると思う。
宮本百合子 今日の文化の諸問題 青空文庫
従って文芸院の内容を構成する委員らは、普通文士の格を離れて、突然国家を代表すべき文芸家とならなければならない。
夏目漱石 文芸委員は何をするか 青空文庫
それから文章と言ひましても、普通文章と言へば、男と女との交換する文章、艶書ですが、艶書と言うても向ふの娘は貴族的な娘だ、向ふの娘は都の風情を知つてゐると言ふやうに、一々文章を書くのでせう。
折口信夫 国語と民俗学 青空文庫
作例 · 標準
この文学作品は、美しい普通文で綴られている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
子供向けの物語は、普通文で書かれることが多い。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼は普通文の文章作成が得意だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
2
標準
text written in literary style with mixed kanji and kana (until the Taisho era)
作例 · 標準
明治時代の小説には、普通文の作品が多く見られる。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
夏目漱石の作品は、当時の普通文の代表例だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
普通文で書かれた歴史的文書を読み解くのは難しい。
Illusions AI · gemini-2.5-flash