請ずる
しょうずる
動詞-ずる変動詞-他動詞
標準
to invite
文例 · 用例
多分政宗方では物柔らかに其他意無きを示して、書院で饗応でも仕たろうが、鎧武者を七人も八人も数寄屋に請ずることは出来もせぬことであり、主従の礼を無視するにも当るから、御免|蒙ったろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
爾来僧を請ずるごとに、妙光が自手給事するその間、美僧あれば思い込んで記え置く。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
当時宴を張つて茶山を請ずるものは甚多かつたので、茶山はこれがために忙殺せられてゐたが、遠慮のいらぬ故人の案内に応ずるのは苦にはならなかつたであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
刀自の識つてゐた範圍では、飯田町あたりに此人を請ずる家が殊に多かつた。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
店先へ立ち迎えて見ると、客は察しに違わぬ金之助で、今日は紺の縞羅紗の背広に筵織りのズボン、鳥打帽子を片手に、お光の請ずるまま座敷へ通ったが、後見送った若衆の為さんは、忌々しそうに舌打ち一つ、手拭肩にプイと銭湯へ出て行くのであった。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
親子は裁縫の師匠をしているので、つい先方弟子の娘たちが帰った後の、断布片や糸屑がまだ座敷に散らかっているのを手早く片寄せて、ともかくもと蓐に請ずる。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
此日神を請ずる家が「新室」と称へられた。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
これを見る見惚けに心|惑ひて、誰を、噫、請ずる一室なるらむ、われとわが願を、望を、さては客人を思ひも出でず、この宵。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
作例 · 標準
師範を家に請じて、茶道の奥義について詳しく話を伺った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
海外から著名な教授を請じ、最先端のバイオテクノロジーに関する講演会を開催した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
村人たちは雨乞いのために、高名な僧侶を請じて祈祷を捧げてもらった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview