天狗倒し
てんぐだおし
名詞
標準
large sound of unknown source heard on a forested mountain
文例 · 用例
鞍馬の天狗倒しがここまで吹き寄せかとも思われて、座敷じゅうの笑い声は俄にやんだ。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
」 続いてドッと笑う声が天狗倒しの風のように、物凄じく聞こえてきた。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
そうすると早速山が荒れ出して、その夜は例の天狗倒しといって、大木を伐倒す音が盛んにした。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
その次は他の地方で天狗笑いまたは天狗倒しともいうもので、山中茂林の中に異常の物音を発し、或いはまた意味不明なる人の声がすることもあった。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
ことに最も有名なる天狗倒しの音響に至っては、果して作者が彼らであったかということさえ、なお疑わなければならぬのであった。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
第二には天狗倒し、非常な大木をゴッシンゴッシンと挽き斫る音が聴え、ほどなくえらい響を立てて地に倒れる。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
真夜中の山中で、突然「天狗倒し」のような轟音が響き渡った。
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昔からこの山では、天狗倒しの怪異が語り継がれている。
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天狗倒しの音は、大きな木が倒れる音に似ているとも言われる。
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