帰後
帰後
名詞
標準
文例 · 用例
帰後|独坐感慨これを久うす。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
又「帰後已一年」と云つてあるのも、十二箇月に満ちた一年とは看做されない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
茶山は神辺に還つた後、「帰後入城途上」の作がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
扨帰後早速に何か可申上候処、私も病気こゝかしこあしくなり、漸此比把筆出来候仕合、延引御断も無御坐候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
帰後はをかしき咄もきかず、日々東望いたし、あはれ、江戸が備中あたりになればよいとのみ痴想いたし候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
茶山は帰後時々それを用つて興を添へると云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
帰後はなしとも礫とも不承候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
三人の帰後余は夫人の為に手紙の代筆などし少しく語りたる後辞し帰りぬ。
— 宮本百合子 『「或る女」についてのノート』 青空文庫