幻辞.com

生存競争

せいぞんきょうそう
名詞
1
標準
struggle for existence
文例 · 用例
そして『西洋の国々と同じく、ここにもやはり醜い生存競争があり、常々不義や奸計が行われている』と、地上の現実社会である日本を見ている。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
北海道では、今でもまだ人間と動植物が生存競争をやっていて、勝負がまだ付いていないという事は札幌市内の外郭を廻っても分る。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
それは、こういう変異の各相の中に未来の好適種の可能性が存するとすれば、われわれはむしろこの際できる限りの型式のヴェリエーションを尽くして選良候補者のストックを豊富にして、それらを生存競争の闘技場に送り込むのも時宜に適するものではないか、ということである。
寺田寅彦 俳句の型式とその進化 青空文庫
喬はその話を聞いたとき、女自身に病的な嗜好があるのなればとにかくだがと思い、畢竟廓での生存競争が、醜いその女にそのような特殊なことをさせるのだと、考えは暗いそこへ落ちた。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
こういういろいろの不思議な現象は、新聞社間の命がけの生存競争の結果として必然に生起するものであって、ジャーナリズムが営利機関の手にある間はどうにもいたし方のないことであろうと思われる。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
すくなくとも東京が日本第一の生存競争場である位の事は万々心得て上京した積りであったが、このアンバイで見るとその生存競争があんまり高潮し過ぎて、人間離れ、神様離れした物凄いインチキ競争の世界にまで進化して来ているようである。
夢野久作 恐ろしい東京 青空文庫
この点で進化論の生存競争は、ダーウィンの所信以上に是認される。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
哀れなるかな、激烈なる生存競争に敗れて気息|奄々たる、一頭の成牝若くは処女獣をさえ収め得ず、小なる小なるハーレム一つ創り得ずに止む永遠の孤独者、または昨の英雄、かつてのハーレム中の獰猛者、しかもまた老大奮わぬ今日の悶々者、かつはまた既に煩悩の兆して、未だ力弱き半成牡。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
ダーウィンは、種の起源において生存競争の重要性を説いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
現代社会は、まさに熾烈な生存競争の時代だと言える。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
多くの企業が、激しい生存競争に打ち勝つために努力している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash