引っ掛ける
ひっかける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to hang (something) on (something)
文例 · 用例
自暴のように陸湯を浴びた彼は、眼をぎょろりと光らせたまま板の間へ上って行って籠の中から着たきり雀の浴衣を振って引っ掛けると、蠅の浮いている河鹿の水磐を横眼で白眼みながら、ぶらりと明治湯の暖簾を潜り出た。
— 牧逸馬 『助五郎余罪』 青空文庫
羽織を引っ掛けると、お静の手から脇差を受取って、突っかけ草履、切火を浴びながら、促し顔に八五郎を見やります。
— 傀儡名臣 『銭形平次捕物控』 青空文庫
人間の首っ玉へ、投げ罠なんか引っ掛ける野郎は、どう考えたってその男の外にはねエ」 佐吉は憤々として作松の物悲しい顔を指すのです。
— 禁制の賦 『銭形平次捕物控』 青空文庫
そうしながら、頭と顔は床屋に任せ、目は手紙の上にさらし、耳は請願者の陳情に傾けている」そんなふうで、なにを着たかも知らずに外套をあわただしく引っ掛けると外に出る、奇妙な大きな足どりで、顔は真っ直ぐ女王に向かって急ぎゆく、それがいつものエセックスだった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
スレ釣りというのは、餌はつけずに、糸の近くをフナが通るのを空針で引っ掛ける。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
ボンの家々の石やクロイツベルクやゴーデスベルクや養樹園やは君のためにはたくさんの鉤を持っている――悦んで君が君の思いをそこへ引っ掛けることのできる鉤を。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
ただ恩典としては、酷暑の折りに麻のズボンをつけ、酷寒の折りに毛織の短衣を背中に引っ掛けることだけだった。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
「なのに、俺はまだ一度も奴の姿を見ていない」 魚を引っ掛ける前に深くかぶり直した麦わら帽で、額が痛んだ。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
作例 · 標準
カレンダーを壁に引っ掛ける。
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洗濯物を物干し竿に引っ掛けて干す。
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帽子をコートハンガーに引っ掛けておく。
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標準
to hook
作例 · 標準
魚を釣り針で引っ掛ける。
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彼の腕を引っ掛けて、ダンスに誘った。
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船の錨が海底の岩に引っ掛かった。
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標準
to cheat
作例 · 標準
彼はうまい話で人を引っ掛けるのが得意だ。
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ギャンブルで初心者を引っ掛けるようなことはやめよう。
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人を言葉巧みに引っ掛ける詐欺師に注意が必要だ。
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標準
to drink (alcohol)
作例 · 標準
仕事の終わりに、一杯引っ掛けて帰るのが習慣だ。
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「ちょっと一杯引っ掛けに行かない?」と彼が誘った。
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昼間から日本酒を引っ掛けて、気分良さそうだね。
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標準
to splash someone (with)
作例 · 標準
車が水たまりを通り、歩道の人に泥水を引っ掛けた。
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ペンキのバケツを倒してしまい、服にペンキを引っ掛けてしまった。
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子供がジュースを勢いよく飲んで、服に引っ掛けた。
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標準
to hit the ball off the end of the bat
作例 · 標準
バッターは外角の球をうまく引っ掛けて、レフト前に運んだ。
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変化球を引っ掛けてしまい、ゴロになった。
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彼はインコースの球を引っ掛けるのが得意で、ヒットを量産する。
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