館
やかた
名詞頻度ランク #1766 · 青空 6309 例
標準
mansion
文例 · 用例
恋宮沢賢治草穂のかなた雲ひくきポプラの群にかこまれて鐘塔白き秋の館かしこにひとの四年居てあるとき清くわらひけるそのこといとゞくるほしき
— 宮沢賢治 『恋』 青空文庫
〔館は台地のはななれば〕宮沢賢治館は台地のはななれば鳥は岬の火とも見つ香魚釣る人は藪と瀬を低くすかしてわきまへぬ鳥をまがへる赤き蛾は鱗粉きらとうちながし緑の蝦を僭しつゝ浮塵子あかりをめぐりけり
— 宮沢賢治 『〔館は台地のはななれば〕』 青空文庫
「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに、火のつくやうに泣き出すのには閉口させられた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
さても私の境涯の、その最初の門出は「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに火のつくやうに泣き出」したのであり、「その日はそれに、吹く降るの日で」あつたのである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
そして夢遊病者のやうに立ちあがり、半ば馳足で川上にある旅館をたづねた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
その旅館(湯本館)には尾崎士郎君の夫妻が居た。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
私にしても、心の弱っている時に、ふらと映画館に吸い込まれる。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
何をしても不安でならぬ時には、映画館へ飛び込むと、少しホッとする。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
作例 · 標準
丘の上にそびえるその館は、かつての領主の邸宅だった。
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庭園が美しいことで有名な、歴史的な館が公開されている。
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古い館の地下には、秘密の通路があるという噂だ。
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標準
nobleman
作例 · 標準
その若き館は、聡明で勇敢な人物として知られていた。
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代々続く名家の館が、この地方の有力者として尊敬を集めている。
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伝説によれば、その館は王に仕える忠実な家臣だったそうだ。
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標準
cabin (on a boat or carriage)
作例 · 標準
船の館は狭かったが、海風を感じながら眠るのは心地よかった。
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馬車の館に乗り込み、旅の始まりを告げた。
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昔の旅籠には、個室の館があったらしい。
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標準
large houseboat (oft. used for tours and pastime activities)
作例 · 標準
夏の夜、屋形船(館)の上で、友人と共に花火を眺めた。
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友人の誕生日を祝うために、屋形船(館)を貸し切ってパーティーを開いた。
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川面を滑るように進む屋形船(館)から見る夜景は格別だ。
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標準
temporary residence
作例 · 標準
出張で数日間滞在したこのホテルが、私の仮の館となった。
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旅の途中、偶然見つけた古い館に一晩泊めてもらった。
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災害で家を失った人々は、一時的に避難所の館で生活している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
館、館、舘(やかた・かん・たち・たて) 貴人の敬称。御館。(やかた) 館もの - ミステリ・ホラーのジャンル。
地名
たち
- 館柳湾 (1762–1844) — 漢詩人
- 館碩子 (1839–????) — 教育家近藤真琴の妻
- 館明次郎 (1882–1933) — 海軍軍人
- 館哲二 (1889–1968) — 官僚・政治家
- 舘ひろし (1950–) — 俳優
- 舘直樹 (1965–) — アニメーター
たて
- 館潔彦 (1849–1927) — 測量技師
- 館龍一郎 (1921–) — 経済学者
- 館敬介 (1925–) — 俳優
- 館淳一 (1943–) — 官能小説家
企業
- 株式会社館 — かつて北海道小樽市などで営業していた製菓業。
出典: 館 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0