洗濯板
せんたくいた
名詞
標準
washboard
文例 · 用例
蓬々と乱れた髪毛と髯の中から、血走った両眼をギョロギョロと剥き出して、洗濯板みたいに並んだ肋骨を撫でまわしてゼイゼイゼイゼイと咳をした。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
洗濯板のようになった肋骨を露出いてヒョックリヒョックリと呼吸をするアンバイが、どうやら尋常事じゃないように思われて来ました。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
眼玉が灰落しのように凹み、胸が洗濯板のようになって、怨み死にに死ぬまでもであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
細かい人形、お茶道具、お釜に鍋やバケツに洗濯板、それに色紙や南京玉、赤や黄や緑の麦稈のようなものが、こてこて取り出された。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
見ろ、こんなに車の油なんかつけて、ちっとも落ちやしないから……」 女はこうその男の子を叱りながら、白地の浴衣を洗濯板でごしごしとこすっているのだった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
痩せた肋骨が洗濯板なる。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
横腹には洗濯板のように助骨があらわれ、息をするたびに、波のようにあがったりさがったりする。
— 馬と老人 『キャラコさん』 青空文庫
僕の身体は洗濯板みたいにコチコチになって、暫くは起き上れもしなかったほどだ。
— 梅崎春生 『蜆』 青空文庫
作例 · 標準
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ウィキペディア
洗濯板 とは、洗濯のために用いられる波状(鋸状、三角状)の刻みを多数付けた板状の道具。
出典: 洗濯板 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0