幻辞.com

不調法

ぶちょうほう
形容動詞名詞
1
標準
impoliteness
文例 · 用例
彼者迷惑して、「つひに獻立を仕りたる覺えござなく、其道は聊も心得候はねば、不調法に候、此儀は何卒餘人に御申下さるべし」と困じたる状なりけり。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
如何に汝が心にもこれにて可しと思へるか」と御尋に、はツと平伏して、「私不調法にていたし方ござなく、其が精一杯に候」と額に汗して聞え上ぐる。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
石は好い心持でいる処を、ぶつかったのは小児めの不調法
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
婦人は愕きたる状にて、「何ぞ不調法でもいたしましたか、誠に行届きません不束者、お気に入りませぬ事がございましたら、そうおっしゃって、どうぞ御勘弁下さいまし。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
(へい、不調法、お喧しゅう、)って、そのまま行きそうにしたのです。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
平助と又蔵は無論にその不調法をきびしく叱られたが、主人は物の分かった人であるので、この不調法の家来どもに対して一途にひどい成敗を加えようとはしなかった。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
透かさず女は恐る恐る、「何卒わたくし不調法を御ゆるし下されますよう、如何ようにも御詫の次第は致しまする。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
シテ……」「イエ何、御方様の御指図でござりましたので、……私はただ私の不調法を償いましょうばっかりに、一生懸命に致しましたことで。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
作例 · 標準
お酒は不調法なもので、乾杯のビールの後は烏龍茶を頂いております。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
私の不調法により、お客様に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
茶道はまったくの不調法でして、お点前の作法も存じ上げません。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview