常磐津
ときわず異読 ときわづ
名詞
標準
style of jōruri narrative used for kabuki dances
文例 · 用例
私の子供の頃には、元園町一丁目だけでも長唄の師匠が二、三|軒、常磐津の師匠が三、四軒もあったように記憶しているが、今では殆ど一軒もない。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
○五月六日、常磐津林中死す、六十五歳。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
坊主の娘だという一番|年嵩の、顔は恐いが新内は名取で、歌沢と常磐津も自慢の福太郎が、そういう時きっと呼ばれて、三味線を弾くのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
男は山下忠助と云う海産問屋の公子で、女はもと函館の花柳界で知られていた水野|米と云う常磐津の師匠であった。
— 田中貢太郎 『妖蛸』 青空文庫
主婦に大目玉をくった事があるんだけれど、弥生は里の雛遊び……は常磐津か何かのもんくだっけ。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
三絃の流行は彼等の中に証をなせり、義太夫|常磐津より以下|短歌長歌こと/″\く立ちて之れが見証者たるなるべし。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
」 女は町内に住む文字友という常磐津の師匠で、道楽者の弥三郎はふだんからこの師匠の家へ出這入りしている。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
「おめえは常磐津の師匠か。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎鑑賞で、初めて常磐津の生演奏を聴いた。
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彼の常磐津の語り口は、情感豊かで観客を魅了した。
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常磐津は、江戸時代から続く伝統芸能だ。
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