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細る

ほそる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to get thin
文例 · 用例
気立ての優しい年若な甚三の嫁が、姑の苛責のために、身も細るばかり、思い煩うのを見兼ねて、ひそかに連れて、甚三が夜のうちに逐電したと云う噂さが聞え出して笛の音は一時、ばったりと絶えた。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
そうして、夫子がそれを咎めたまわぬのは、痩せ細るまで苦しんで考え込んだ子路の一本気を愍まれたために過ぎないことを。
中島敦 弟子 青空文庫
浅ましさよと、思いめぐらせばめぐらすほど、身も心も瘠せ細る三日月の、枯木の枝に縋り付きながら、土の底へ沈み果てまする、わたくしの一生。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
」 法の声は、蘆を渡り、柳に音ずれ、蟋蟀の鳴き細る人の枕に近づくのである。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
看病人を頼むのも、医者を心付けるのも、北里と、小石川の及腰、瘠細るばかり塩気を断って、生命を縮めてもと念じ明した。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
廚女なくて君ひとり、灯の細るまで針づとめ、今朝人もこそおとなはね、心なぐさに歌はまし。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
夢のなかゆゑ、かうも心は細るのに、暗い雨のなかをつきぬけてその人はやつて来る。
原民喜 ある時刻 青空文庫
痩せ細る足を手拭でこすりながら、ふと私はそれが死んだ妻のそれに似てくるのに駭かされることもある。
原民喜 吾亦紅 青空文庫
作例 · 標準
彼の声は次第に細り、消え入りそうになった。
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病気で体が細ってしまい、心配だ。
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川の流れが細って、小石が露出していた。
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細る(ほそる) — 幻辞.com