どこ吹く風
どこふくかぜ
表現名詞-の形容詞副詞-と
標準
showing no concern at all
文例 · 用例
しかしわたしは、すっかりもう幸福感に酔いしれていたので、誰が冷笑しようが誰が白い眼でにらもうが、下世話に言うとおり、どこ吹く風で、一文の価値も認めなかった。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
私はある底意をこめた眼でじーっと真正面から見てやったが、彼はどこ吹く風といったふうであった。
— 島木健作 『黒猫』 青空文庫
どこ吹く風、まつたくさういふ男で、五尺八寸五分ぐらゐ、大男の私が見上げるやうな大男で、感動を表すといふ習慣が全然ない、怒ることもなく、笑ふことだけはある。
— 坂口安吾 『ぐうたら戦記』 青空文庫
小田原包囲百日、流言などはどこ吹く風で、ある日、秀吉はたつた数人の侍臣をつれ、家康の陣へ遊びに行つた。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
もっとも、殺人どこ吹く風というように、手首をもんでいるばかり、一言も喋りませんでした。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
帰って行く長助チームの姿を認めて追いついてみると、彼らは敗戦などはどこ吹く風、まるで負けたのが愉しそうである。
— 坂口安吾 『町内の二天才』 青空文庫
空襲警報もどこ吹く風、バクゲキなどはわが身の知ったことではない。
— その二 大岡越前守 『安吾人生案内』 青空文庫
それもどこ吹く風と聞き流した。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
作例 · 標準
先生が怒っているのに、彼はどこ吹く風とばかりにゲームを続けていた。
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周りが心配しているのに、本人はどこ吹く風といった様子だ。
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批判されても、彼はどこ吹く風で全く気にしていない。
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