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はち切れる

はちきれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be filled to bursting
文例 · 用例
恐ろしいものだか、嬉しいものだか、兎に角強い刃向ひも出来ないやうな力が、不意に、ぶつかつて来るのだと思ふと、お末は心臓の血が急にどき/\と湧き上つて来て、かつとはち切れるほど顔のほてるのを覚えた。
有島武郎 お末の死 青空文庫
その中にお末だけは力三のないのをこの上なく悲しみはしたけれども、内部からはち切れるやうに湧き出て来る命の力は、他人の事ばかり思つて居させなかつた。
有島武郎 お末の死 青空文庫
こころみにそのひとつをちぎりとり歯にあてると、果実の肉がはち切れるほど水気を持っていることとて歯をあてたとたんにぽんと音高く割れ冷い水がほとばしり出て鼻から頬までびしょ濡れにしてしまうほどであった。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
高等学校の制服を、釦がはち切れるほどぴったり身につけている。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
工場では、繊維の山がおれたちを待ってらあ」「うむ、昨日の予定違いを、今日のうちに挽回しておかなくちゃ」 住民たちは、はち切れるような元気さをもって、螺旋椅子から飛びおりるのだった。
海野十三 十八時の音楽浴 青空文庫
そこには単衣をとおして、香りの高いはち切れるような女の肉体が感ぜられる、丸々とした膝があった。
海野十三 棺桶の花嫁 青空文庫
そのむかし、漢帝なにがしの後園にあつた名高い含消梨といふ梨の実は、その大きさが酒瓶ほどもあり、一つ一つの重みが、ひどく持ち重りがするので、顆がはち切れるほど成熟するころになると、枝がそれを支へきれないので、どうかするとへし折れることが少くはなかつた。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
お前はまたふつくりと下膨れに膨れた自分の下腹にはち切れるばかりの卵子の成熟を見つけるだらう。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
作例 · 標準
喜びで胸が**はち切れ**そうだった。
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風船に空気を入れすぎたら、**はち切れ**てしまった。
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「もう、笑いすぎてお腹が**はち切れ**そうだよ!」
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はち切れる(はちきれる) — 幻辞.com