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七味

しちみ
名詞
1
標準
seven delicious flavors (flavours)
文例 · 用例
七味唐辛子を売り歩く男で、頭には高くとがった円錐形の帽子をかぶり、身にはまっかな唐人服をまとい、そうしてほとんど等身大の唐辛子の形をした張り抜きをひもで肩につるして小わきにかかえ、そうして「トーン、トーオン、トンガシノコ」と四拍子の簡単な旋律を少しぼやけた中空なバリトンで歌い歩くのがいた。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
その大きなまっかな張り抜きの唐辛子の横腹のふたをあけると中に七味唐辛子の倉庫があったのである。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
お鶴はんはな、お初つぁんと一緒に夜店へ七味唐辛子を売りに行ったはるねんぜ」「えっ?
織田作之助 わが町 青空文庫
谷町九丁目の坂を駈け降りて、千日前の裏通りに出ているお午の夜店へ行くと、お鶴が存外小綺麗な店にちょこんと坐って、ガラス箱の蓋を立てかけた中に前掛けをまいた膝を見せ、赤切れした手で七味を混ぜていた。
織田作之助 わが町 青空文庫
3 翌日から、他吉がひとりで夜店へ出て、七味唐辛子の店を張った。
織田作之助 わが町 青空文庫
場割りの親方が、他吉を新米だと思ってか、「唐辛子はバナナ敲きの西隣りや」 と、いちばんわるい場所をあてがうと、他吉はいきなり「ベンゲットの他あやん」の凄みを利かせて、良い場所へ振りかえて貰ったが、「ああ、七味や、七味や、辛い七味やぜ、ああ、日本勝った、日本勝った、ロシヤ負けた。
織田作之助 わが町 青空文庫
ああ、七味や、七味や!
織田作之助 わが町 青空文庫
」 普通爺さん婆さんがひっそりと女相手に売っている七味屋に似合わぬ、割れ鐘のような掛け声をだしたので、客は落ち着いて、七味の調合にこのみの注文をつけることも出来ず、自然客足は遠ざかった。
織田作之助 わが町 青空文庫
作例 · 標準
うどんには、七味をたっぷりかけて食べるのが好きだ。
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この料理の隠し味は、秘伝の七味だそうだ。
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七味の香りが食欲をそそる。
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2
標準
blend of seven spices (cayenne, sesame, Japanese pepper, citrus peel, etc.)
作例 · 標準
七味唐辛子とは、七種類の香辛料を調合したものだ。
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蕎麦屋では、七味の容器が各テーブルに置かれている。
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彼は、どんな辛い料理にも七味を欠かさない。
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